レンジ相場を上手にトレードするこつは,早くレンジになると見抜くことである。
しかし,それが結構難しい。
後から見ると,レンジ相場だということが簡単に分かるが,レンジ相場の始まりはその後レンジになるかどうかよく分からないものである。
そのため,レンジ相場だということに気付くのが遅れると,上がって買うと,その後,下に持っていかれ,下がって売ると,その後,踏み上げを食らうという結果になる。
レンジの動きを取るためには,下がって買って,上がって売ってをしなければならないが,一方向のトレンドを取るつもりでポジションを建てようとすると,ことごとくその仕掛けがうまくいかないという結果となる。
トレードをしていると,このような経験を何度となくするのであるが,そのたびにレンジなら,レンジになるよって最初に教えてよ!って叫びたくなるのである。